機器構成

自宅サーバーを公開するにあたり、自宅の機器構成を変更しました。

機器構成図
機器構成図

もともとはルータ①を直接ONUに接続して、IPoE接続していました。プロバイダはBIGLOBE光のIPv6オプションです。

IPoE接続ではIPv4で使用可能なポートが制限されているので、IPv6のみで公開するか、IPv4でも公開できるように別途PPPoE接続する必要があります。

手元に余っていたルータがあったので、図のようにスイッチングハブとルータ②を追加して、PPPoE接続を追加しました。

1台のルータでIPoE接続とPPPoEE接続の両方ができれば一番簡単なのですが、手持ちの家庭用Wi-Fiルータでは残念ながらできませんでした。

ルータによっては「PPPoEパススルー」を設定することにより、ハブを使わず、ルータ①の配下にルータ②を配置することもできるのですが、ルータ①のAterm WG2600HP3では「IPv6オプション」モードで「PPPoEパススルー」ができませんでしたし、外部公開するために今までの環境に影響を与えるのはいやだったので、並列につなげることにしました。

サブネットをどうするか、ですが、(A)ルータ①とルータ②で2つのサブネットに分ける、(B)同じサブネットにする、のいずれかです。ほんとは(A)の分けるほうでやりたかったのですが、ルータでスタティックルーティングの設定ができなかったので、(B)同じサブネットにしました。具体的には、ルータ①の設定は変更せず192.168.10.1/24のまま。DHCPのIP払い出しの範囲が192.168.10.2~34なのでルータ②は払い出したIPと被らない192.168.10.100/24にしました。

同じサブネットにDHCPサーバが2つあると変なことになりますので、ルータ②のDHCPは止めました。DHCPを止めたので、Wi-Fiもルータ①だけONにしました。要は、ルータ②はIPv4で外部からアクセスがあったときだけ使うもの、という位置づけなので、IPv6もOFFにしました。

ルータ同士をつなぐのは、それぞれのLANポートをケーブルで普通につなぐだけです。一方のルータからは他方のルータは自分のサブネットにつながったマシンとして認識されます。

ところで、ルータ②は当初、なにかのおまけでもらった ELECOM WRC-733FEBK-A というWi-Fiルータを使っていたのですが、DHCPサーバをOFFでにきないというくそやろうだったので、ゴミ箱にポイしました。次にだいぶ昔に使っていたBUFFALOの無線LANを引っ張り出して、DD-WRT化しようとしたら、DIAGランプが点かず、壊れているようだったので、ゴミ箱にポイしました。そこで、ネットで安くてDHCPをOFFにできるルータを探したところ、メルカリで500円のAterm WR8166Nを見つけ、無事ゲットできました!

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