Android タブレットでシン・テレワークシステムを再全画面表示
Android タブレットでシン・テレワークシステムの HTML5 Web 版クライアントを使えるようにしたのですが、起動直後は全画面表示だけど、画面が暗くなったあととか、ESCキーを押下すると全画面表示が解除され、再度全画面表示にすることができませんでした。
Windows の Chrome のように F11 を押しても変化ないし、ブラウザのメニューにもないし、Android 版 Chrome には Chrome ウェブストアの拡張機能はインストールできないので半ばあきらめていました。
でも、しつこく調べていたら、JavaScript で実現できことがわかりました。最初に見つけたのは別のページですが、以下のページに詳しく書いてあります。
じゃ、ブックマークレットにすればいいじゃん、ということで「フルスクリーン」というブックマークを新規作成して、URLを以下のように指定しました。
javascript:(function(){if(confirm('Go to full screen?%27)){var%20el=document.documentElement;if(el.requestFullscreen)el.requestFullscreen();else%20if(el.mozRequestFullScreen)el.mozRequestFullScreen();else%20if(el.webkitRequestFullscreen)el.webkitRequestFullscreen();else%20if(el.msRequestFullscreen)el.msRequestFullscreen();else%20alert(%27No%20method%20available.%27);}})();
これをメニューのブックマークから呼び出してみたんですが、何も起きませんでした。
ググったら、ブックマークからではなくて、アドレスバーにブックマークの名前「フルスクリーン」を入れると、ブックマークレットも候補に出てくるから、それを選択するとよい、とのことでしたのでやってみたらしっかり全画面表示になりました。\(^o^)/
そもそも、なんでタブレットでシン・テレワークシステムを使おうとしているかっていうと、タブレットにはSIMが入ってて、旅行なんかのときは持って行ってるんだけど、仕事するかもしれないからPCも持ってってました。
基本、家に置いてるPCにリモートデスクトップでつないで仕事しているので、タブレットでリモートデスクトップできれば、わざわざPCを持っていく必要ないなーと思ったんのがきっかけです。
タブレットは DOOGEE T20 という2万円ちょっとのやっすーい中華製10.4インチSIMフリーのタブレットです。
Bluetooth のキーボードとマウスは新たに購入しました。合わせてちょうど5,000円。
キーボード:サンワサプライ SKB-BT32BK (2,200円)
マウス: サンワサプライ MA-BBS308R (2,800円)
キーボードを接続したら、配置がUSキーボードになっているような症状で、漢字キーを押すとバッククォートが入ったりしました。
で、Android の設定から「キーボード」を検索し、「物理キーボード」で日本語キーボードを選択したらちゃんと認識してくれました。
マウスは普通にペアリングできました。ちなみに、最初、マウスなしでもタッチスクリーンでいけるんじゃないかと思っていたんですが、タッチでリモートデスクトップを操作できませんでした。
シン・テレワークシステムのHTML5 Web クライアント版でデフォルトの設定で接続してみたら、解像度が 1000×600 くらいで全然だめだったのですが、接続オプションをいじったら 1366×819 でいけるようになりました。
T20の解像度は2000×1200です。以前使っていた10インチのPCが1366×768だったので、横幅を合わせて1366とし、T20の縦横比5:3にすると縦は819となりました。
具体的な接続オプションは以下の通り。
- 「ブラウザのウインドウサイズを変更したとき、リモート画面の解像度をブラウザのウインドウサイズに応じてダイナミックに変更 (システムモードのみ)」 をオフ
- 「接続時にリモート画面の解像度をこのコンピュータのフルスクリーン画面解像度に自動設定 (システムモードのみ)」をオフ
- 「カスタム画面解像度 (横: ピクセル数)」を1366
- 「カスタム画面解像度 (横: ピクセル数)」を819
その他に以下のオプションも変更しています。
- 「ローカルのマウスカーソルを描画」オフ(これは必須ですね)
- 「フルスクリーンが解除された際にキーボードヘルプを表示する」(意味ないので)
Windows キーなど、一部のキーはタブレット側で拾ってしまうため、リモートのキーを押すには別のキーが割り当てられていたりしますが、ちょっとした作業ならば問題なくこなせます。
これで旅行の時の荷物がちょこっと減らせます。
コンパクトで持ち運びによさげなまともな日本語キーボードって少ないんですねー。コンパクトなのはたいてい、右側の{とかのキーピッチが他と違っていたり、¥が変なところにあったり、タッチタイピングできなさそうなものが多いから、ほんと探すの大変でした。
SKB-BT32BK はそういうところは大丈夫なんですが、タッチがちょっとカチャカチャする感じなのが気に入らないんですが、サイズや値段からすれば十分許容範囲した。